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1812年9月19日

 マイアー・アムシェル(奥の院の祖)が死去した。彼が生涯で行った最も大きなことは、1773年の金融カルテルの結成であった。

 彼は29歳の時、欧州の裕福で強い影響力を持つ12人の富豪(ユダヤ人金融屋)を招いて会合を持ち、以下のような主張・提案を行った。彼らはそれぞれ各王国の御用商人(ホフユーデン)である。

 彼は皆の前で提案した。
 ここに集まった全員が、話し合って資金の貸し出しと回収を共同で行うことに同意すれば、好況・不況を自在に作り出せる。不況を作り出すことによって世界革命運動を支援、指揮することが出来て、全世界の富、天然資源、労働者に対する支配権が得られる。
 しかも、我々が作り出した不況や、経済的悪状況を、時の国王、その廷臣、貴族、教会、雇用者(経営者)の所為にすることが可能である。

 1649年のイギリスのピューリタン革命(国王チャールズ1世の公開処刑)はあまりに時間が掛かりすぎ、反動勢力(ジャコバイト)を穏当な方法で排除できなかったし、大衆の支配を素早く実現するための計画的恐怖支配は効果的には行われなかった。
 しかし、最終的には、国王の排除という所期の目的は達成され、革命は実現した。1649年以来、我々が誘発してきた戦争、革命のための戦費を貸し付けることで、確実に国家債務を増大させることが出来た。勿論その債権者は我々である。従ってこれからも金融に関する政策は、全員で統一して行うことにしよう。

 以上の彼の提案に対して賛同を得たマイアーは、自らの革命計画の詳細を明かす。
 資金をまとめて巧みに利用すれば、大衆を失業させて飢餓寸前の状況を造出し、経済的悪状況を生じさせることが可能である。
 その上で、巧みに練り上げたプロパガンダ(言い振らし)を活用すれば、その経済的悪状況を国王、その廷臣(役人)、貴族、宗教者(教会)、雇用者(経営者)の所為にすることが可能である。
 そして、宣伝者を雇って、彼らの浪費や不道徳行為、不正、虐待、迫害の絡む事件に対し、あることないことを言いふらせば、国の支配階級に対して憎しみを抱かせ、それに対する復讐心を煽ることができ、暴動、革命、戦争へと導ける。その上で、汚名を着せるための事件をデッチ上げ、我々の一連の計画全体に干渉しかねない賢明な人たちの評判を落とし、その者を抹殺すことも可能になる。

 このマイアーの金融カルテル結成とその実行が、以後の世界の歴史となった。彼の敷いた路線をまっしぐらに進んできて、今日の奥の院の支配がほぼ完成した。しかも今日、その締め付けは次第に厳しくなりつつある。彼らは世界統一通貨を作って金融を支配し、情報統制(情報独占)を行って徐々に世界を締め付け、世界政府を作ろうとしている。

 マイアーは今からおよそ200年前の1812年に死去したが、彼の意思は、彼の遺言を通して、その子孫(大王家)にしっかり受け継がれ、その意味では、彼は未だに生きている。しかも世界は彼らの存在をほとんど知らない。
 
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