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ジェームズ・ロスチャイルド

 1836年アメリカで第2合衆国銀行が認可期限を迎え、アンドリュー・ジャクソン大統領によって更新が拒絶されたために消滅した。そしてこの年の7月ロンドン・ロスチャイルドの祖ネイサンが死去し、ロスチャイルド家の当主はパリ・ロスチャイルドの祖ジェームズ・ロスチャイルドになった。

 翌1837年、アメリカでの銀行がなくなったので、オーガスト・ベルモントを急遽派遣したが、同時にこの年、ジョージ・ピーボディーがアメリカからロンドンにやって来た。
 ピーボディーはベアリング家の親戚ブラウン・ブラザーズを通じてロンドンのビジネスに参入し、ロスチャイルドの代理人となる。そして彼はジューニアス・モルガンをパートナーとして迎える。後の銀行持株会社JP・モルガン・チェースである。

 ロンドンのネイサンが死去したあと、ロンドンではネイサンの息子のライオネルがロンドン・ロスチャイルドの2代当主となる。
 ライオネルは叔父(ネイサンの弟)であるパリのジェームズと協力して、アメリカにはオーガスト・ベルモントを代理人として派遣し、キャロライン・ペリーと結婚させることでペリー財閥(ボストン財閥)と結びつき、逆にアメリカからはジョージ・ピーボディをロンドンに迎え(後のJPモルガン・チェース)を代理人とする。
 こうしてネイサン亡き後は、パリ・ロスチャイルド家の祖ジェームズとネイサンの息子ライオネルが奥の院を取り仕切ることになった。

 この年6月、ウィリアム4世が死去し、ビクトリア女王(18歳)が即位した。ハノーバー朝第3代ジョージ3世の孫娘である。今のエリザベス女王はこのビクトリア女王の玄孫娘にあたる。
 ビクトリア女王はユダヤ人が庶民員議員になることも反対していたが、後にディズレリーを寵愛し、次第に英国王室はユダヤ人と結びついていくことになる。

 日本の皇室は英国王室とは極めて親密な関係にある。天皇は万世一系であるが、英王は万世一系ではない。奥の院ロスチャイルド家は今のところ男系の万世一系である。
 今、盛んに女性宮家を作って男系を崩そうとしている日本の勢力は、奥の院傘下の外国人勢力の代理人になっているのではという疑いは晴れない。もしここで日本の天皇が女系に移ると、一番古い王朝はまだ6世か7世ではあるが奥の院となる。
 愛子天皇待望論、女系宮家創設を叫んでいる人たちは、この点を理解しているのかどうか。理解していて、その真意を隠して叫んでいるとしたら、彼らはここで日本の国体を壊すという意図を持って叫んでいることになる。

 この後、奥の院はアメリカに派遣したベルモントの義父・ペリーを日本に派遣し、支那では1840年にアヘン戦争を引き起こして、着々とアジア支配を進めていく。英国は7つの海を支配したと言われるが、奥の院は7つの海を支配したというのが正しい。奥の院は自分たちの名を隠したに過ぎない。だから奥の院なのである。
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