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ナサニエル・マイアー

 1840年、ライオネル・ロスチャイルドの3男としてロンドンで誕生した。母はナポリ・ロスチャイルド家の祖カール・マイアーの娘シャーロットである。
 ロスチャイルド4世で、ロンドン・ロスチャイルド3代当主である。

 姉(長女)のレオノラは、パリ・ロスチャイルド家の祖ジェームズの長男でパリ・ロスチャイルド家2代当主のアルフォンスと結婚している。
 姉(次女)のエヴェリナは、ウィーン・ロスチャイルド家2代当主アンゼルムの3男としてパリで生まれたファーディナンド・ジェームズと結婚している。彼の母はロンドン・ロスチャイルド家の祖ネイイサンの長女シャルロッテである。ファーディナンドは1860年21歳の時ロンロンドンへ移住し、ライオネルの娘イヴェリナ(ネイサンの孫娘)と結婚した。

 次弟(次男)のアルフレッドは結婚していない。しかし彼は兄ナサニエル、弟レオポルドと共にN・M・ロスチャイルド&サンズの共同経営者となり、のちにイングランド銀行の理事を勤めた。

 弟(3男)レオポルドはトリエステ(イタリア北東部)のアッキレ・ペルージャの娘マリー・ペルージャと結婚する。同族婚が続く中、珍しくロスチャイルド一族でないものと結婚している。

 ライオネルの長男であり、ロンドン・ロスチャイルド家3代当主のナサニエル・マイアーは、1865年7月に25歳で、庶民院議員に初当選し、1885年まで20年間、連続当選を続け、それから貴族院に移っている。ユダヤ人としての最初の貴族院議員となった。

 1915年3月、第一次世界大戦の最中にナサニエルは死去する。そしてその後、彼を追うようにして、1917年に弟レオポルド、1918年に弟アルフレッドが死去している。
 ロンドン・ロスチャイルド4世の3兄弟は、いずれも第一次世界大戦の最中に死去している。要するに第一次世界大戦は(奥の院)ロンドン・ロスチャイルド4世の時代だったと言うことである。

 ナサニエルには2人の息子と一人の娘がいた。長男はライオネル・ウォルターで次男はナサニエル・チャールズである。長男は祖父ライオネルと、次男は父ナサニエルと、同じような名前をつけて混乱させる。

 長男のライオネル・ウォルター(祖父ライオネルではない)は家業の銀行業にはあまり興味がなかったようで、次男のナサニエル・チャールズが家業(銀行業)を継承した。
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