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ナサニエル・チャールズ

 1877年5月、ナサニエル・マイアーの次男としてロンドンで生まれる。兄ライオネル・ウォルターは家業である銀行業に興味がなかったのか、次男のチャールズがこれを継承している。
 二人の母はフランクフルト本家(祖マイアーの長男アムシェル・マイアー家)の令嬢エンマ・ルイーザ・ロスチャイルド(同族婚)である。

 1915年父ナサニエル・マイアーが死去した時は、長男として家業を継ぐべきであったが、本人は銀行業に興味がなかったらしく、結局、次男のナサニエル・チャールズが家業のN・M・ロスチャイルド&サンズを継ぐことになった。

 しかし、2年ほどして彼は体を壊して退任し、1923年10月自殺してしまう。兄(長男)ウォルターは未婚で、私生児の娘が一人いるだけだった。そこで結局、叔父レオポルド(父ナサニエルの弟)の息子のライオネル・ネイサンとアンソニー・グスタフ兄弟が、家業のN・M・ロスチャイルド&サンズを継いだ。次男のエヴェリン・アシルは1917年31歳の時、第1次世界大戦で戦死している。

 こうしてロンドンの家業は父ナサニエルの家系から父の弟である叔父レオポルドの家系に移ることになった。
 ナサニエルの家系は長男ウォルターに男子がいなかったので、弟チャールズの長男ナサニエル・マイアー・ヴィクターがロンドン・ロスチャイルド家5代当主となり、男爵位も継いで第3代ロスチャイルド男爵となった。

 イギリスのロスチャイルド男爵位は1885年、ヴィクトリア女王から祖父ナサニエルに授与されたことに始まり、父ライオネル・ウォルターが第2代ロスチャイルド男爵となり、ウォルターに子がなかったので、弟ナサニエル・チャールズの長男ナサニエル・マイアー・ヴィクター(甥)が第3代ロスチャイルド男爵となった。

 ロスチャイルド○世、ロンドン・ロスチャイルド○代当主、第○代ロスチャイルド男爵と3種類の肩書きが付くので混乱してしまう。
 奥の院はこうして爵位などをしっかり残し、これをしつこく継承しているが、日本の華族制度はGHQを使って完全に廃止させた。日本の王家である皇族も、陛下、殿下という呼称は、皇室典範で決まっているにも拘わらず、メディアが自ら自主的に使用することを止めている。
 天皇だけは陛下と書いたり、呼んだりするが、そのほかの皇族は全て皇后陛下も含めて「さま」である。何故かと聞くと「協定している」という。いつ、どこで、誰たちが協定したのか、知りたいものである。

 奥の院は日本のメディアを支配し、そのメディアが彼らの手先となって、あるいは意をくんで忖度し、日本の歴史と伝統を破壊することに熱心であるのがよく分かる。本質的によくないものであれば、ロスチャイルド家(奥の院)がこれらの爵位に拘ることはないはずである。何でもないことのように見えるが、彼らの近親婚と併せて、極めて重要なことであるのかも知れない。

 ここで、ロンドン・ロスチャイルド家は家業をレオポルド系(ライオネルの3男)が継ぎ、家はナサニエル家(ライオネルの長男)が継ぐということになった。

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