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ある憎悪犯罪

 ローゼンタール氏は言った。「私はアメリカが何故ユダヤ人を追い出さないのか不思議でならない」と。

 確かに、中世の欧州では13世紀から16世紀にかけて、あらゆる国がユダヤ人を追放した(4月25日奥の院通信参照)。あまりにも悪いことをするからであるが、彼等の悪さは歴史に残されないので、ただ迫害されたとなっている。
 しかし、その後17世紀になってから、彼等はまた元の国に戻って行き、今では逆に彼等がそれぞれの国を支配している。アメリカでは移民と共に彼等も入り込んで、独立戦争、南北戦争を起こし、今ではここでもまた彼等が完全支配をしているので、先のローゼンタールのような言葉が出てくるのである。だから時にこのような悲劇的憎悪犯罪が起きる。しかし、彼等は別に気にしない。一つの迫害事件として歴史に書くだけである。自分たちの行動を改めるというような発想はさらさらない。
 
 2018年10月27日、米ペンシルバニア州ピッツバーグで事件は起きた。「ユダヤ教礼拝所(シナゴーグ)での銃乱射事件」である。
 11人が死亡し,警察官4人を含め6人が負傷した。ユダヤ教徒を狙った憎悪犯罪である。犯人は白人の非ユダヤ人(ローゼンタールが愚弄している白人)ロバート・バウアーズ(46歳)。 
 
 米メディアによると、バウアーズ容疑者はユダヤ教徒が礼拝中に押し入って、「すべてのユダヤ人は死ね」と叫びながら、殺傷力の高い半自動小銃を乱射したという。その後、容疑者は逮捕・訴追された。
  トランプ大統領は27日、インディアナ州での会合で「これは反ユダヤ主義に基づく犯行だ」と非難した。セッションズ司法長官は「すべての国民は安全に祈りをささげる権利がある。わが国の価値観とは全く相いれない犯罪だ」との声明を発表した。当然のことである。

  白人のロバート・バウアーズ容疑者は、駆け付けた警官らと銃撃戦を繰り広げた後に投降、拘束された。通常であれば即射殺となるのであるが、バウアーズの背後関係を徹底的に調べるために殺さなかったのである。
 バウアーズ容疑者は襲撃直前、インターネット交流サイト(SNS)に「(ユダヤ系難民保護団体が)侵略者(移民)を招き入れ、職を奪って我々を殺している。黙って虐殺を見過ごすことはできない。突入する」と投稿していた。
  米連邦捜査局(FBI)などは、容疑者の自宅や車などを捜索し、詳しい動機を調べている。しかし、別に調べなくても、バウアーズの意図は先のSNSなどで極めて明確である。

  事件は午前10時ごろ発生した。礼拝所ではユダヤ教の安息日の儀式が行われ、高齢者を中心に約100人の信徒が集まっていた。入り口は自由に出入りできる状態で、バウアーズ容疑者は半自動小銃1丁と拳銃3丁を持って侵入した。捜査当局は単独犯とみている。現場からは爆発物などは見つかっていない。市の幹部は「今まで見た中でも恐ろしく最悪な現場だった」と語っている。
  
  現場はピッツバーグ中心部に近い住宅地で、昔からユダヤ系住民が多く住んでいる。事件発生後、警察は周辺を封鎖し、住民に屋内に避難するよう呼び掛けた。
 この町は鉄鋼の生産地として栄えた街であるが、今では鉄鋼の生産地が中共のような、よその国に移って、街は衰退している。「こんな町に誰がした」と言う感情が市民の間に生まれ、この感情がインターネットを通じ、全米に広がり、先の選挙でトランプ大統領を生んだという背景がある。

 アメリカはユダヤ人が支配しているが、彼等非ユダヤ人がそれに気付くのが怖い、その時はポグロム(略奪、虐殺、破壊を意味するロシア語)が始まると、ローゼンタールは言っている。
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