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オットー・ワームビア氏

 米バージニア大学の3年生だったユダヤ人オットー・ワームビア青年は北朝鮮旅行中の2016年1月に当局に拘束され、その3月北朝鮮の最高裁判所により、国家転覆陰謀罪で労働教化刑15年を言い渡された。「滞在先の平壌・羊角島国際ホテルから政治スローガンの書かれた展示物を持ち帰ろうとした」ことが、敵対行為と認定されたとのことである。

 刑執行中の2017年6月、ワームビア氏が昏睡状態になり、米朝間で交渉が進められた結果、6月13日に解放され帰国が実現したが、その直後19日に死亡した。22歳だった。
 容体について、病院の担当者は「深刻な神経上の損傷」と述べ、脳組織が広範囲にわたって壊死しているとの診断結果を公表していた。
 北朝鮮側は「ボツリヌス菌による症状が出て体調を崩し、睡眠薬の服用後に昏睡状態に陥った」と説明したが、彼の両親はこれを信じないで、「組織的に拷問された」と主張している。
 「髪の毛は剃られ、目は見えず耳も聞こえない状態で、腕と脚は完全に変形していた」「足には大きな傷があった」「ペンチを使って彼の下の歯並びを変えたようだった」などと訴えている。

 両親は息子オットーが死亡した翌年、2018年4月、北朝鮮側に10億ドル(約1070億円)の賠償金を請求する民事訴訟を、米首都ワシントンの連邦地裁に提起した。
 これに対し連邦地裁は同年12月、「北朝鮮にはワームビア氏の拷問、人質、超法規的な殺人に関して責任がある」と認定し、原告請求額の半分5億ドル(約536億円)の支払いを命じた。そして、この判決に基づいて、北朝鮮の海外資産が次々と差し押さえられている。これらの海外資産はユダヤ人ネットワークであぶり出されるのである。

 アメリカの首都ワシントンの連邦地裁が約5億ドルの損害賠償命令を出したことを受け、「ユダヤを敵に廻した北朝鮮、海外資産差し押さえ、オットー・ワームビア事件」と報じられている。

 最近(6月5日)、日本では横田滋氏がお亡くなりになった。中学生のお嬢さん・めぐみさんが北朝鮮に拉致され、連れ戻すことが出来なかった。そして2度と会うことも出来ずに亡くなられた。
 めぐみさんは昭和52年(1977年)11月14日、学校からの下校途中に失踪、北朝鮮に拉致された。そして未だに帰国が実現していない。日本政府を始め多くの方々の努力にも拘わらず、帰国が実現していないのである。

 ワームビア青年の場合、帰国は実現している。しかし、不幸にして帰国直後に亡くなった。厳しい拷問に曝されたことは容易に想像が付く。しかし、一応身柄は取り戻し、郷里でなくなっているので、こうした損害賠償請求手続きも可能になった。さすがユダヤ社会の威力である。奥の院の力でアメリカ政府を動かすことが出来るのである。

 自国の少女を拉致され連れ去られて半世紀にもなるのに、これを取り戻せない日本と、自分で北朝鮮に入って(細やかな)違法行為をしたために拘束された大学生を何とか取り戻し、損害賠償請求できて、北朝鮮の海外資産を探し出して差し押さえも出来た。このユダヤ人と日本人の差が、ここに目に見える形で示された。

 この事件で、どんな独裁国家と雖も、ユダヤ人に手をかけるとどんな目に遭うか、と言うことが世界に宣伝された。将来のユダヤ人に対する安全保障に効果がある。ユダヤは自国民に手をかけることは許さないという強固な意志を示したのである。
 そして一方、日本人に対しては何をしても構わない、口で騒ぐだけで何も出来ないから、ということを世界に示した。日本人に対する安全保障は無きに等しい。日本人はあまり世界を彷徨かない方が良さそうである。

 ワームビア青年がユダヤ人だったからで、同じアメリカ人でも非ユダヤ人であったなら、事態は変わったものになったと思われる。身柄を取り戻すことすら出来なかったであろう。北朝鮮で死亡し、損害賠償請求など、証拠不足で出来なかったと思われる。
 
 映像を見る限り、ご両親は極めて善良そうなご夫妻である。オットー青年は拘束された時の姿は悲しそうな顔をしているが、その他の映像の中には、見るからに傲慢な顔もある。
 彼は一般の旅行ツアーに参加して北朝鮮を観光していた。そして北が言うには、政治スローガンの書かれた展示物を持ち帰ろうとしたと言う。注意を受けたのに対して、くってかかって応じなかった可能性も予想される。もし、「俺を誰だと思ってる、ユダヤ人様だぞ,人間様だぞ」と言った態度があったとしたら,あの国ではこのような経緯になるのは当然予想される。

 この事件で、ユダヤは民族を挙げて、「我が民族・人間様に手をかけたらどうなるか」をゴイム(獣)にはっきり示した。この情報を報道している日本人も「ユダヤの方」と発言している。ユダヤを怖れている姿がありありだ。
 このブログに対してもコメントで、「反ユダヤ主義者」とよく罵られ、かつ軽蔑される。ユダヤ、ユダヤ人について書くことが、如何に困難を伴うかがよく分かる。
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