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独裁制社会

 1775年、ジョージ3世は植民地アメリカの叛乱鎮圧のためにヘッセン人の傭兵を雇ったが、その代金をヘッセン選帝侯に支払った。彼はその金をフランクフルトの友人のユダヤ人両替商マイアー・アムシェル・ロスチャイルド(奥の院の祖)に預けた。植民地の叛乱とはアメリカ植民地側からは、独立戦争であり、アメリカはこの戦争に勝利し、翌1776年独立宣言することになった。ヘッセン選帝侯は大金をジョージ3世から受け取ったままである。
 
 1806年、ナポレオン軍がドイツに侵攻し、10月にはペルリンに侵入してきた。その時の選帝侯ウィルヘルム1世は、マイアーに預けてある大金をどこかに隠すよう依頼する。マイアーは喜んで協力する。彼はその金を第3国に高利で貸し付けた。
 やがてナポレオンが撤退し、ナポレオンの脅威がなくなったとき、マイアーは金利をつけて選帝侯に返済した。ウィルヘルム1世は非常に喜んで、今後も、その金を保管して運用して欲しいと懇願するのである。ユダヤ人金貸しと支配者の結びつきの典型例となる。
 
 マイアーはこの時から、国際金融を専門とし始めた。ドイツの傭兵がアメリカで血を流し、支配者はそれで大金を得て、それを運用するユダヤ人金貸しが育っていくという構図が生まれる。いつの時代も、支配者とユダヤ人との間には常に親和性がある。その親和性の下で、被支配者である人民は呻吟することになる。
 しかし、この親和性は、双方いつまでも続くものではない。あくまでもユダヤ人金貸しの都合で続くにすぎない。彼らは彼らの都合で、その支配者を潰すことにもなる。歴史はその繰り返しであり、いつの時代も支配者の方が滅ぼされていくのである。その意味では支配者は愚かという以外にない。
 
 こうして、世界の支配者はユダヤ人金貸しに次々と滅ぼされ、現在では小さな王国を除いて、あらゆる王国・君主国はことごとく潰され、イギリスを除いて大きな君主国は存在しなくなった。イギリスはユダヤ人金貸しに爵位を与え、彼らの権威付けを行う存在として残っている。金貸しの方も、現在では世界の支配者として事実上君臨しているので、この歴史を続けることによって、国王からの権威付けも必要なくなれば、国王はその存在意義を失い、捨てられるかも知れない。国王の側も、実質はこの支配者(国際金融支配者)の支配を容認し、むしろこれに爵位を与え、権威付けして支援しているので、この親和性は続いていると言える。
 
 現在の世界は、英国王室が権威は上であるが、実質的権限は奥の院(ユダヤ人金貸し)が上という関係が続いている。権威を与える者と与えられる者との関係は簡単には生まれない。歴史が必要となるのである。英国王室も長い歴史を持つとは言え、その中身は度々変わっている。王朝はしばしば変わっているのである。それに、王室内にはいつもスキャンダルが起き、権威を失墜するような出来事が続いている。いつでも、権威を与える者としての資格を失うような出来事が起きている。勿論これら全て、奥の院が起こしているのであるが、その実状はきちんと秘匿されている。いつでも出せる彼らのオプションとして用意されている。
 
 そのうち、奥の院があらゆる権威を与える立場になる。冨とメディアと学問(学者)の世界を牛耳っているので、彼らがその気になれば、いつでもその体制を確立できる。国連などの国際機関、通貨発行権、米軍を中心とした世界の暴力装置、あらゆる報道機関、ハーバードなどの有名大学、ノーベル賞などの各賞、これら全てを彼ら金貸しが支配する世界が完成している。
 支配者とユダヤ人との親和性の存在する時代はとっくの昔に過ぎ去って、支配者はユダヤ人金貸しの手に移っている。彼らがこの世界を何処に連れて行こうとしているのか、これは現在、世界が一斉に叩いている、中共の独裁制社会に類似したものである。一斉にマスクをつけさせ、それをお互いに監視させる世界は象徴的である。

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