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共産党宣言

 1848年2月21日(日本では嘉永元年、孝明天皇の御世)、マルクスとエンゲルスが「共産党宣言」を発表した。

 マルクスが執筆を依頼したバルーフ・レヴィがマルクス宛の手紙の中で、その目的を以下のように書いている。
 「この新しい人類の社会組織の中で、我々ユダヤ人はいかなる国家に属することもなく、また他の民族から何の抵抗を受けることなくして、指導勢力となり、やがてその影響は全世界に及ぶことになるでしょう。そして、もし指導勢力となった者の何人かの賢者が労働大衆の中で確固たる指導権を打ち立てることに成功するなら、プロレタリアの勝利によって、次々に世界共和国の1部となって行く。諸国家の支配権は、これらプロレタリアを指導する我々ユダヤ人の手に、容易に収めることが出来る。
 要するに、プロレタリアの勝利は、私有財産の廃止をもたらし、結果として公有財産となった他民族(非ユダヤ人)の私有財産は、公有財産を管理するユダヤ人の支配下に入るのです。かくして、我々ユダヤ人のメシアが到来する時に、ユダヤ人は全世界の民の財産をことごとく、ダビデの星の下に司るであろうと言い伝えられてきたタルムードの予言が実現されることでしょう」

 このレヴィの目的を読むとその後の世界史が鮮明に見えてくる。欧州世界のあらゆる王国を潰し、そこに住む民をプロレタリアートとして括って、共産革命を起こさせ、民のあらゆる資産を彼らユダヤ人の管理下に置き、彼らの理想とするタルムードの予言を実現させるというのである。
 ジョージ・オーウェルの書いた小説「1984年」の世界を実現しようというわけである。

 この後、奥の院はロシア革命を起こして、ロシアにユダヤ人が指導するソ連という国家を作り、このソ連を世界共産革命の中心に据えて、第3インターナショナルを作り、世界共産革命を輸出してきた。目指すは世界統一国家である。現在グローバリズムと言っているのは、言葉を言い換えただけで、目指している世界は同じである。同じ奥の院が同じ統一世界を作ろうとしているのである。

 「共産党宣言」を書いたバルーフ・レヴィがこの1848年には、実際に欧州全体に同時革命が起き、これまでの王国は潰され、新たに作られた国は共和国となった。そして、それぞれの国の指導者にはユダヤ人が就いている。更に、国際連盟(その後は国際連合)など国際機関が設立され、その枢要なポストにはユダヤ人かユダヤ人(奥の院)の指定する人物が就いている。
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